会社案内

私たちが大切にしていること

みなさまの毎日の生活が快適であるために、
処方薬の調剤で健康管理をお手伝いします。

お話をすることも、お薬の効き目のひとつ

 みなさまがペガサス薬局にお越しいただいたときには、そのときどきの状況に応じて、お薬をお渡ししながらお話をさせていただくことがあります。定められた用法や服用上の注意はもちろん、薬歴やそれ以外にも、みなさまが日常生活の中で、健康上少し気になることや、アレルギー、食・生活習慣のことなども。できるだけ、みなさま一人ひとりの身体や生活に負担の少ないように、しかもお薬が一番よく効くようにお渡ししたいと考えるからです。

お薬は生きものだから

 なぜ、調剤薬局がそこまでするのか。中には不思議に思われる方もいるかもしれません。なぜなら、お薬はみなさまの気持ちを理解する生きものだと考えるからです。例えば、そのときどきのみなさまの心の状態(気持ちが落ち込んでいるときや、楽しいことがあったときなど)によって、同じお薬でもお薬の身体に対する作用が変わってしまうこともあります。みなさまがお薬と良い状態で付き合えるように、その環境を整えることも、私たちの大切な役割です。

世の中の変化とお薬と

 変化の多い世の中では、生活習慣もさまざま。たとえば、夜中にお仕事をされる方の場合、朝昼食後に服用するお薬が処方されていたとしても、その方にとっては、一般にいう夕方が「朝」になりお昼ご飯が存在しないということも。また職場の近く、自宅の近くなど離れた場所で違うお薬を処方してもらっているなどそういった、さまざまなケースも含めて、みなさま一人ひとりの「かかりつけ薬局」として、身近で一番信頼できて親しみやすい薬局でありたいと考えます。さらに、お医者さまには話しづらいこと、相談しにくいことも、私たちが一緒に考え、ときにはお医者さまとの橋渡しを行なうなど、ト−タルなケアが行なえるよう心がけています。

お薬の安全をより高めるために

 みなさまがお薬を飲むと言うことは、実はある種の危険もはらんでいます。間違えたり少しでも不具合があったりすると、効能を発揮しないばかりか逆効果にさえなります。そのために、その安全性には大きな注意と投資を行っています。例えば、薬を自動鑑査する機器。在宅サービスニーズの高まりを考えると、大幅に増加する一包化作業を人の目だけの鑑査に頼っていても良いものかという危機感がありました。そこで鑑査の精度をさらに高めるために弊社と株式会社メディセオが共同で、より実用性の高い製品にカスタマイズした仕様をメーカーに提案し(航空機で言うローンチカスタマーとなり)開発したものです。この最新の機器の導入により、作業効率が高まるとともに、感染や間違いなどが防止でき、在宅サービスでの安心も高まっています。しかし、物事には完全と言うことはありません。努力により限りなくゼロに近づけることは可能ですが、むしろ、どれだけやってもゼロにはならないということを肝に銘じて日々の業務を行っています。


弊社がローンチカスタマーとして国内初導入した調剤監査支援システム

薬剤師が本来するべき仕事をするために、単純作業を軽減。

 薬剤師は調剤の専門家ですが、高齢化社会を迎えた今、より求められているのは、利用者に適切なお薬の服用をご指導したり、お薬や健康のご相談への対応です。薬剤師の豊富な知識は、そういう事にこそ生かされるべきものだと考えます。そのためには、できるだけ単純作業を減らし、その時間をご利用者様との接客に向けられるように環境を整備しています。

 「Robopick2」の導入もその一環です。PTPシートの薬は、全錠剤処方の60~70%強を占めるともいわれます。そして、高齢者の増加により、飲み忘れや飲み間違いを防ぐため、薬剤師がPTP包装から薬を取り出し、1回分ずつ袋に包装し直す「一包化」の需要がますます増えています。この作業を手作業を
行うのは薬剤師に大きな負担がかかります。 「Robopick2」は、薬剤師の手作業を削減するとともに人の手による間違いや確認作業をなくし、省力化と精度の向上を実現させています。それにより、薬剤師は時間的心理的に余裕が生まれ、ご利用者様への対応がしやすくなります。


PTP シートでの計数調剤を自動化する「Robopick2」

もし処方されたお薬に疑問や不安を感じたら

 もし、処方されたお薬に疑問や不安を感じたまま服用したり、嫌々なのに仕方なく服用したりすれば、薬本来の働きを発揮できず、逆に身体的にも気持ち的にも負担になってしまうこともあります。ずっと服用しているけれど、どう効いているのか分からないなど、どんなことでも気軽にご相談ください。

 私たちは、お薬をお渡しするだけでなく、みなさまがお薬とうまく付き合いながら健康へのゴールを目指せるように、いつもそばで声をかけ応援しながら一緒に走れることを願っています。