【 お薬や健康の情報 】

〜正しくお薬を服用いただくために〜
知っているようで、
意外と知らないお薬の基本。

お薬を正しく、安全にご利用いただくために、間違いがちなことや注意点などを記しました。処方箋でお渡しする薬は、医師が患者様の容態に合わせて処方しておりますので安心ですが、正しく服用することが大切です。噂や思い込み、安易な素人判断などによる間違った服用は、効かないばかりか副作用を引き起こす危険もあります。薬について正しく知ることで、間違いもなくなり安心です。主にそういった間違いがちなポイントについてご説明します。

1. 薬の役割・効果

お薬をなぜ使うのか、考えたことはありますか?病気によっては「お薬を飲めば治る」などと思われがちですが、お薬は人間の自然治癒力(病気や怪我を自分で治そうとする力)をサポートするのが目的です。お薬が病気を治すのではなく、病気を治すのは患者さんの自然治癒力であり、その手助けをするのがお薬の役割です。

原因となる菌などを抑える薬
(原因療法)
抗生物質など
症状を緩和する薬
(対症療法)
鎮痛剤、抗ヒスタミン剤など
抵抗力を高める薬
(予防療法)
予防接種、ワクチンなど
不足しているものを補う薬
(補充療法)
インスリン注射、ホルモン補充療法など
カラダの状態を知るための薬
(検査・診断)
検査の際に使う薬

お薬の目的をよく理解することで、治療の間の過ごし方や飲み方なども改善され治癒を早めます。

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