お薬の情報

お薬の基本
正しくお薬を服用いただくために

6. 余った薬について

「もう治療は終わったけど、また何かあったら使えるかも知れない」そう考えて余った薬を置いていませんか?
不要になった薬は、原則として破棄してください。
有効期限が過ぎていたり、誤って飲んだりすると危険な場合や、同じような症状でも安易な自己判断で飲むと、かえって症状を悪化させてしまう場合もあります。

危険な例

腹痛を感じた際に、痛み止めが余っていたからと飲むと胃の痛みを引き起こしたりすることがあります。これは、余っていた薬が胃を荒らす性質を持っていたりするためです。また、抗生物質を飲んでいるときに、余っていた水虫の飲み薬を飲むと心臓に不整脈が起こるなど、重篤な結果になることもあります。

再利用は?

不要になったお薬をお持ちいただければ、利用可能かどうか薬剤師が判断いたします。また、余った理由などをお聞かせいただければ今後の参考にさせていただきます。